阿蘇び心立ち上げエピソード2 バイク日本一周〜阿蘇移住

”日本一バイクの旅へ”

元旦より晴れが続く阿蘇の大地より、おはようございます!

今年は阿蘇へ移住、同時に旅宿初めて23年目シーズン、じゃけんです。

​さて、今日は阿蘇び心立ち上げエピソード2

仕事を辞め日本一周の旅の道中に自分が移住したい大地の話です。

会社を辞める理由は……

会社には「人生一度きり、今しか出来ない事をやります」


特に優秀でもない成績の私は会社に引き留められる事もなく

ゼロになりました。


さあ、もう何も失うモノはない。
肩書きもノルマも明日の出勤時間さえ気にすることはない。
お金も保証もないが・・・


さぁ、真っ白になった自分とバイクでこの日本という国を

心の向くままに見よう!
この時の私には背負うモノは何もなく気分だけは灰色時代よりも
ゼロで何もない真っ白な自分がこの時に見ていた世界が驚くほど

明るく見えていたのは今でも鮮明に覚えています。

“旅は良い!理屈抜きでいい”

バイクにキャンプ道具を詰め込んで2001年5月

に広島を出発、北へ北へ向かう。
その当時、まだ日本には“ゲストハウス“は

馴染みなくその存在を私自身も知らなかった。


本州では雨でも強風でも河原や神社の境内裏にテントを張り

キャンプを余儀なくされる日々。


さすがに雨が続くと気分も落ち込み

「あ~普通なら家でぬくぬく布団なのに」と思いながらも
予算1日3000円の現実。

この旅予算はガソリン代、食事代、観光代全て含むのです。
ではどうやって宿へ泊まるのか?


それは1日500円ずつ貯金(予算の内)

そして1週間に1度だけユースホステルへ泊まる日は
「やった!今日は布団で寝れる!雨気にしなくていいもんね!」


と屋根のあるありがたさ、水道の蛇口をひねると水が出てくる日常のありがたさ・・・


当たり前の日常がどれだけ幸せな生活だったのかを実感する日々。


そして念願の北海道へ。ここで人生が変わる入口を見つける。

“縦社会から横の繋がりへ” 

その当時、北海道にはバイクや自転車旅行者のための

安宿(現在のライダーハウス、ゲストハウスの原型)が数多く点在していた。

そういう宿で出会う人は皆不思議と笑顔!

初対面なのにすぐに打ち解け

「よし!今日はみんなで割り勘で夕食作って食べよう!」

「明日は一緒に○○いこう!」

あたかも旧知の親友の様な関係がたった1晩で出来上がる。

そして気づく「これだ!そう自分が求めているのはこの環境なんだ!」

それまでの自分の人生では学生時代から社会人になっても上司や先輩常に

上下関係にビクビクしながら会話をしていた。


それが旅で出会う人はいつも平等に会話を楽しんでいる。

それは会社では社長でも平社員でもアルバイトでも学生も年配者も関係なく
“横のつながり“で会話をしている。同じ日本で同じ時代の中を生きていて

こんなにも違う世界があるんだ。

北海道の大地が私に初めての衝撃を教えてくれた。

旅も後半、季節も秋から冬になりかけ

沖縄へと向かう途中に阿蘇へ立ち寄った。

実は阿蘇には中学生の修学旅行、旅行会社時代に添乗員として

数えきれない程に訪れていた。

その時には阿蘇は何も興味ない場所でしかなかった。

この旅でも阿蘇は素通りのつもりだった。

偶然、旅仲間と再会しなければ・・・・・・

素通りのつもりが阿蘇で10日間、再会した旅仲間と一緒に

キャンプをする事になったのです。

私は「阿蘇は何度も来たし、もう観るとこない!」

そんな感じで一切の興味がなかったのです。

旅仲間は阿蘇が大好きで(まるで今の自分のように阿蘇が大好き)

明日の朝、気温1度だけど、気合いれて“雲海”見に行こう!」

サラリーマン時代の私なら「いえいえ!明日も仕事あるし朝はゆっくり・・・・・・」

間違いなくそう言って断るパターン。


それが旅は不思議で心にゆとりができるらしく、

好きでもない早起きして行く事に・・・・・・

早朝、テントの外を見ると薄っすら雪が・・・・・・

気温1度の中をバイク走らせて展望台へ。

阿蘇の大地が2度目の衝撃を私に与えた。

「これまで観てきた阿蘇は何だったんだ!」

同じ場所、同じ景色のはずなのに。

どうしてこんなに感動しているんだろう・・・・・・


どうして灰色時代の私は感動しなかったんだろう・・・・・・

阿蘇の大地は何も変わらず、佇んでいる、ただただ雄大に、

変わったのは自分だ。

灰色時代の私は視覚として阿蘇を捉えていたに過ぎなかった。


白紙の私はちゃんと観ている。自分の心で捉えている。

これからは自信を持って自分の色の中で生きよう!

私はこの時、決意したのです。

それならこの旅で教えてくれた2つの衝撃を!
大好きになった阿蘇の大地から伝えていこう!

“縦社会ではなく横の繋がり”

“自分が見ようとすれば、観えるものが変わる”

それを伝えたい!それを表現できる場所を作ろう!

こうして生まれた場所がゲストハウス “阿蘇び心”なのです。

私は阿蘇へ移住をさせて頂いた日から、こうして自分らしく

毎日ポジティブに活き活きと自信をもって生きる事が出来ています。

それと同時に地元の多くの支え、共感してくれるスタッフ達、

そして日々世界&日本各地から訪れるゲストさんに出会い!

会話を楽しみ!同じ時間を過ごせています。

ここまで読んで頂きお気づきかと思いますが、

元々はネガティブで何の変哲もない普通の人なのです。

それが考え方ひとつでポジティブに自信を持って生きる事が出来ている。

それをこの宿を通じて観えるものが少しでも増えあなたがほんの少しでも

 今よりプラスになる事ができる場所がここであってそんな素晴らしい

瞬間を一緒に過ごせたら幸いです。

ゲストハウス”阿蘇び心” オーナー 阿蘇じゃけん  

2024年1月7日(日)~2月末日迄”冬休館

“阿蘇び心”冬休館中の対応について・・・

お問い合わせ⇒ メール asobi-gokoro@aso.ne.jp

予約⇒「予約フォーム」より対応させていただきます。

〇休館中は電話対応不可となります。

〇ブログは冬休館中も毎日朝7時更新継続しています。

⭐️阿蘇び心はGoogle口コミ熊本県No.1(口コミ100件以上)の宿です

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⭐️阿蘇び心ここが安心⭐️

1.スタッフとゲストさんやり取りはLINEにて行います(スタッフ常駐、もしもの時も安心です)

2.宿泊棟は安眠専用、交流や会話は受付スペース(焚き火)と分けています。

3.1日3組限定!すべて個室対応にてゆとり持った滞在。

阿蘇び心はYoutoube配信中→(Youtubeはこちら)

”阿蘇び心”は毎日朝7時にブログ更新中!バックナンバーはこちら

ブログを読んでから訪れるとより楽しめます!!